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比較:添付運用の選択肢
どの方法が“安全に送れる”か
現場で選ばれがちな 4 つの方法を、安全性・回収性・運用負荷・監査・ユーザー負担の軸で整理しました。
「いま困っているポイント」に合わせてご検討ください。
方式比較マトリクス
観点 | そのまま添付 | パス付きZIP(手作業) | 個人向けオンラインストレージ共有 | ZipCloudMilter(リンク配布) |
---|---|---|---|---|
安全性(第三者閲覧の抑止) | △ 本文に実体が残りやすい | ○ パス管理に依存/共有ミスで低下 | ○ 共有権限の設定ミスに注意 | ◎ 回数/期限/パス別送/公開停止に対応 |
誤送時の回収(公開停止) | △ 基本的に不可 | △ 誤配後の回収は困難 | ○ 個人操作でリンク無効化は可能な場合 | ◎ 通知から即停止/削除 |
到達率(ブロック/サイズ制限) | △ サイズ制限・ブロックに弱い | ○ ZIPや暗号化でブロックされることあり | ○ 企業によっては外部共有を制限 | ◎ メールは軽量、本文はリンク |
運用負荷(送信者の手間) | ◎ 手間なし | △ ZIP作成・パス別送の手作業 | ○ 個別設定が頻出 | ◎ 件名コマンド中心で自動化 |
監査・ログ(履歴の可視化) | △ 追跡困難 | △ 追跡困難 | ○ サービスに依存 | ◎ 初回DL通知・アクセス履歴 |
規模展開のしやすさ | ○ 教育徹底が必要 | △ 人依存でバラつきが出やすい | ○ アカウント/権限の運用に負荷 | ◎ ポリシー/既定で横展開しやすい |
相手先環境の差異への対応 | △ 先方ポリシーに左右 | ○ 暗号ZIP拒否の環境がある | ○ 外部共有NGの環境あり | ◎ ドメイン別ポリシー切替に対応 |
大容量ファイルの扱い | △ メールが重くなる | ○ 分割/再圧縮などの手間 | ◎ (サービスにより)容易 | ◎ ストリーミング配布で軽い |
標準化/教育のしやすさ | ○ ルール徹底で可 | △ 手順依存で抜け漏れがち | ○ サービス混在で混乱しやすい | ◎ 件名テンプレ+既定値で定着 |
※ 「個人向けオンラインストレージ共有」は OneDrive/Google Drive 等の“個人主体の共有”を指します。企業の統制上、ポリシー準拠が必要です。
🏢
社外と日常的に大容量ファイルをやり取り
- 推奨: ZipCloudMilter(リンク配布/ストリーミング)
- 理由:回数・期限・公開停止・履歴で“毎日の安全運用”を標準化しやすい
⚠️
誤送信を想定した“回収可能性”を最重視
- 推奨: ZipCloudMilter(公開停止/削除)
- 代替:個人ストレージは手動運用の徹底が必要(誤停止漏れに注意)
🔐
案件単位で厳格なアクセス制御が必要
- 推奨: #ZIP + パス別送 + #LIMIT/#EXPIRE
- ポイント:本文とパスを分離。失効で残置リスクを減らす。
🧰
ごく短期・少量で“とりあえず送れればOK”
- 一時的には: パス付きZIP手作業でも可
- ただし:人的ミス・再送の手間・監査性の低さに注意
あなたの現場に合う運用を、まずは試してみる
メールは軽いまま、リンクで安全に。数分で体験開始できます。